部屋が片付いてそれから

無事に家が片付いた状態で新年を迎えることができました。応援してくれた友人たちありがとう、ありがとう。

 

晦日、用事を済ませて家に帰ってきて、片付いた部屋を見てすごく清々しい気持ちになったので、片付けがんばって本当に良かったと思いました。

友達の助言通り、一旦片付けてしまえばあとは出したものは元の位置にしまうというのを繰り返すだけなので、圧倒的に暮らしが楽になりました。

 

考えてみると、実家を出てから約十年、自分の家が片付いていた時というのが一度もなくて、そもそも片付いている状態が何なのかわからなかったんです。だから片付けられなかったんですけど、迷って迷ってなんとか方向性を決めて、なんとかかんとか片付けることができました。

蘭陵王公演期間中に立て続けに友人宅に泊めてもらって、家ってこういうもの……という画が見えたのが良かった。画が見えた、見えましたぞ!!

あとは、こんまりメソッドを教えてもらって、なおかつそれを実践した友人のアドバイスも大きかったですね。服は立ててしまってます。

 

床が開けたことで床に落ちてるゴミが可視化されたおかげで床掃除の頻度も上がったし、本当にいいことしかないです。

 

ただ、私はたまたまこんまりメソッドと友人のアドバイスがしっくり来たから良かったんですけど、部屋が散らかってる人ってたぶん散らかってる理由が十人十色なので、私の体験談が参考になるかといえばそんなに参考にならないと思います。

 

なんで私が片付けられなかったか、単に自堕落だからとかじゃなくて能力や性格の問題も大いにあると思います。具体的に説明するのは難しいですが……

 

そういえばわたし今休職中なんですよ。もう半年以上になります。

休職前にカウンセリングの予約入れてたのが半年経って「枠が空きました~」と連絡が来まして、カウンセリング受けてるんですけど、あれってカウンセラーさんと話すことによって自己を掘り下げていく作業なんですね。

私の今でいうと、もやもやとした悩みはあるけど具体的になんなのか分からないのでそれを掘り下げていこうとしています。

こないだは「もう自分の両親と一緒に住める気がしない」という話から、「今が反抗期(思春期に反抗期がなかった)」という結論(仮説?)が導き出されてすごくスッキリしました。

 

話が逸れましたけど、カウンセリングも脳内の片付け作業だと思いました。私の場合は、脳内の片付けられなさと物的な片付けられなさ、似てるなーと思いました。結局具体的な説明は難しいんですけどね。

 

まあ部屋は片付いてなくても生活はできます。私だって十年暮らしてきたんだし。

 

最大のメリットは探し物をしなくて済むことと忘れ物が減ることです。

私は置き場所は決めてる方だったので、片付けるにあたって置き場所の変更には注意しました。片付いても結局探し回るんじゃしんどいもんね……

忘れ物は減ります。探し物しなくて済むのと繋がってるんですけど、「物探す→探してる間に別の物を忘れる」というありがちな事態を減らせるからです。私自信が定型かどうかは分からないんですけど私にはわりと有効です。ルーティン化まであと一歩。

 

もう一個あった、出費が減ります。失くしたと思っていたものが続々と出てきたので、何かと新たに買わずに済みました。

あといらない小物家電をメルカリで売ったらそこそこのお金になったので、そのお金でテレビ台を買いました。

 

でも部屋は散らかってても大丈夫。死なない。生ゴミだけは片付けてればなんとかなる。部屋が片付いてないことを怒られるのが嫌っていう人はめっちゃ多いと思うので(私もそう)困ったら優しい友人かプロに相談しましょう。プロでも怒られないかな……って不安になるよね、わかる~できれば優しい友人に相談しよう。