天河復習

 

 「天は赤い河のほとり」リアルタイムで読んでいたので、宙組公演めちゃめちゃ楽しみです。久しぶりに読みたくなって、四日間の帰省中に全部読み返しました。

真風凉帆さん、生きてるだけで完成度高いよ!!! ぴっっったりだよ!!!! カイルの台詞ずっと真風さんの声で再生しながら読めたよ!!

そしてまどかちゃんも絶対かわいいし、少年のようにも少女のようにも見える美しさ、バッチリ再現できると思う! 二人のサイズ感もぴったり!! 絶対いいやつじゃーん!!! 

 

キキちゃんはザナンザかなあ。でもエジプト出てくるなら絶対ラムセス。ザナンザ出ない可能性は全然ある。優男のキキちゃんも野心家のキキちゃんも両方見たい、どうすればいい……!

ナキア皇妃を誰がやるかがすっごく気になる。せーこちゃん……? そしてウルヒが愛ちゃん……?

でも今度は愛ちゃんはカイル陣営にしてほしいな~。これまでの傾向からするとイル・バーニ、できると思うけど、古代とはいえ、そろそろ軍人の愛ちゃんが大劇場で見たいです!!

まぁ様陣営って書きそうになって違うことに気付いて一人勝手に切なくなった……

 

 

天河、以前通して読んだのはせいぜい高校生の時なのですが、その時には分からなかった人物の心の動きとかが、大人になると分かるようになるもんなんだね~。愛とか恋とか、今でもそんなに分かってはないと思うけど、高校生の時にはユーリとカイルの再会で泣けたりはしなかったから、私もそれなりに経験を重ねてるんだね~と思った。

いや私の話は別によくて、ユーリとカイルの二人の関係性が大事に大事に描かれていることに初めて気付きました。ユーリは誘拐されまくり行方不明なりまくりでその度にカイルはユーリへの思いを強くしていくわけですけど(ユーリからカイルへも)、邪魔者が入ってもカイルがやらかしても二人の関係に決定的なヒビが入らないという安心感を持って読めた。後宮入ってすぐの時、ハディに止められてカイルが我に帰るところとか、もうそのまんま信頼関係が崩れてもおかしくないような事件だと思うんだけど、そこに至る経緯もわかるしカイルの反省も描かれてるし、私としては逐一納得しながら読めるラブストーリーでした。元カノ出てきまくりなのに「今はお前だけだ」のセリフにめちゃくちゃ説得力がある!! 最高の大河ロマン&ラブ!!

 

こういう、主人公を想う相手がひたすらに一筋で主人公も一筋でみたいな物語って意外と描けないもんなんかね? 私はそういうラブが見たいんです……宝塚でもBLでも同じですよろしくお願い致します……

 

 

天河コミックスは母の持ち物で、母はベルばらリアルタイム世代なので宝塚も詳しくはないけど一応好きです。母と、天河どこからどこまでやるのかな~やっぱりラムセスが二番手さんだよね~などなど話していて、思い切って「お母さんも観に行く!?」と言ってみましたが出不精かつ多忙の母にはあっさり断られました。行けるもんなら行きたいけどね~とは言っていたので、Blu-ray見せようと思う。

その時たまたま遊びに来ていた叔母が、かつて紫吹淳さんのファンだったことが分かって、CSで見たガイズ良かったよ~とかいろいろ話せて楽しかった。でもやっぱり今は仕事忙しくて宝塚までは行かれんというので、もっと早く知ってれば月組全ツの手配したのに!!! と激しく後悔した。

まあしょうがない、母も定年退職したら行きたいと言っていたので、またいずれチャンスはあるでしょう。

母「9年したら定年だからそれからね」

叔母「でも9年後に(私)がまだ宝塚好きかわかんないでしょう」

って言われたけど、私は宙組をあと三世代は推せると確信しているので9年は余裕です、任せろ!

 

古代アナトリアのロマンに浸った連休でしたが、来週はまた動乱のロシアへ向かいます。