日記

もえこちゃん新公主演ヤッター! と思って書いた記事がアクセス数増えてて、新公終わったからだと思うんだけど感想とかを書いてるわけではないので申し訳ない……新公はタカニュ映像しか見れてないです。もえこちゃん安定のもえこちゃんだった❤️ やっぱり上手だな~

 

夜が涼しくなってきました。窓開けると夫が凍えるしかといってエアコンつけるのももったいないしどうしようかなあ。私は体温高くて暑い時は無風では寝れないので、まあ扇風機を出すのがベストとは思いますがめんどくさい……

湿度あるときはもう26度程度では不快でとても寝れないのでエアコンをつけます。ここ何日か天気悪かったから、ぶちまけた牛乳の消臭のためにラグにまいた重曹が全然乾燥しなくて困っている。リビングの中でも一二を争う日当たりスポットで、猫からも苦情が出ているので早く片付けたい。

 

今日こそ日付が変わる前に布団に入りたい!

凪のお暇感想

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

 

 

チャンピオンタップの番外編(コナリミサト | 凪のお暇 | Champion タップ!)を先に読んで、かわいい話かな? と思ったので一巻をKindleで買って読みました。

 

基本的に漫画も映画も、

  • 人が死なないほんわかドラマ
  • 血みどろバイオレンスアクション

のどちらかが好きですが「凪のお暇」は前者です。でもモラハラ男とか距離梨男とか出てくるし100%ほんわかとは言いきれない。ちょっと読んでてつらいところもあった……

ただ、ほんわかだろうとバイオレンスだろうと女の子が強い作品が好きっていうところは共通していて、例に漏れず凪ちゃんは強い。

空気読んで生きねば……我慢我慢……というところから始まる物語ですが、凪ちゃんは確かに周りに溶け込むようにして生きてきたかもしれないが、生命力はめちゃ強い。

そもそも浮かないようにしていた時代は流行のファッションやら化粧やらSNSやらに精通し、仕事では押し付けられた余分な仕事をこなし、その上お弁当は自作だし自炊どころか豆苗まで育てちゃうし、節約大好きで浪費もしなさそうだし、そんな最強があるかよみたいな感じなんだよね。まあ、実際はなかったからお暇いただくわけだけど、限界を迎えた時にさっさとお暇できる(だけの貯蓄と胆力がある)凪ちゃんはめちゃめちゃ生命力が強い。そして「こいつと結婚できたらなんか抜け出せるのになあ……」とまで思っていたモラハラ彼氏もついでに断捨離して、ささやかな幸せ掴んで人生楽しくなっていく凪ちゃん、マジで強い! 間違ってモラハラ男と結婚しなくて良かった!

 

「お暇」の本筋は「一歩踏み出すこと」で、凪ちゃんは戸惑いつつもいろんなところへ踏み出していく。意外と否定されず受け入れてもらえる、ということに気付く凪ちゃんだけど、それは凪ちゃんが受け入れていることの裏返しでもある。

周りから浮かないようにするためにはあらゆることを吸収する必要があると思うんだけど、それができていた凪ちゃんは元々吸収力が高い。元々あった能力を、周りから浮かないとかどうでもいいことより、自分の幸せのために使えるようになっていく凪ちゃんはかわいいし力強いし心強い。

 

二巻には恋愛要素入ってくるような予告だったけど、恋愛要素マジでどうでもいいのでもっと凪ちゃんが豆苗育てたり缶詰めゼリー作ったりしているようなところを延々と見ていたい……

私はエリちゃんは距離梨男を止め凪ちゃんを守ってくれるいい人だと思ってたけど、もしかしなくてもあいつが好きなのでは……? 百合かと思って期待したのに。

 

私は番外編から読んじゃったけど、絶対1巻から読んだ方がいいと思います。番外編だけでも読めるしかわいいけど、前情報無しで1巻読んだ方がカタルシス味わえると思うよ。

 

これは本当にほんっっとに個人的な感想ですが、メインの男性キャラにほんっっとに興味がわかない。凪ちゃんの人生の邪魔者にしか見えない。上の階のおばちゃんとかレジ打ちガールはかわいいんだけど。個人的な感想と前置きしたのは、宝塚にはまって以降、そのへんの男性の個体識別が困難なレベルで男性への関心が薄れているけど、ついに二次元にまで及んだか……と思ったからです。普通に考えて恋愛要素入れるなら必要だしバランスのいい二人なんじゃないかと思います。わかんねえけど。

私が見たいのは恋愛模様じゃなくて凪ちゃんのハッピーニューライフなんだよね、という単なる需要と供給の問題。

 

影響を受けて豆苗育ててみたくなったけど、私に適切な管理ができるわけがないので諦めました。

六畳一間も学生時代を思い出して狭い部屋に住むのも悪くないなと思った。でも私の学生時代の部屋はほんとゴミ屋敷レベルで、せっかく引っ越しても一部屋倉庫にする始末。物が捨てられないことについては以前書いた通りですが、私が凪ちゃんレベルで断捨離できるとしたら、それはもう宝塚に絶望してもう死ぬしかないとなった時しかないと思うのでその時は永遠に来ないのです。たぶん。来ないでね?

私「清原と佐々木主浩って同い年? 最近ツイッターで清原と佐々木と桑田のBL見かける」

夫「確か同級生やったと思う」

私「へえー」

夫「清原は高校時代から大スターだったから、佐々木は同い年なのに清原さんって呼んでて、自分の年俸が1億こえたときに初めて『キヨ!』って呼んだっていうエピソードが確かある」

私「へえーーー(推せる……)」

 

という会話がこないだあった。私がBL前提で話し出した上で関連エピソードを提供する夫は何も考えていないと思いますがよき配偶者を得たなあとは思いました。

 

清原の件は、ある程度はプロ野球界とメディアの責任もあると思うので、今後消されていくのか議論に上がるのか気になるところです。

構造的には同じような流れで人生行き詰まった芸能人とかたくさんいるよね。特に元アイドルは本当に見えないところで大変な人生を送っている子が多いのでは……

 

現役引退後は、本人の努力もそりゃ必要かもだけど、それまでの人生を食い物にしてお金を得た側にもそれなりの責任があると思うので、いくら年俸が高くても精算しきれない部分が多々あるはず。悪いことしたりルール破った分は自分で責任負うのは当たり前としても、もうちょい周りがなんとかできんかったんか……と思う。プロ野球選手よりも「若さ」を売らされてた女性アイドルの方がよっぽど深刻で放置されてきた問題だと思うけどー。

 

だから清原の現状みて、「あの大スターが……」って思わず目を塞ぎたくなる気持ちは分かるけど、一方で女性アイドルのその後は若くなくなったししょうがないみたいな扱い受けてるなーと思って気分悪いのでした。

 

それはそれとして清原と佐々木のBL萌えるんで興味ある人は検索してみてね。「花魁の清原」とかで検索どうぞ。

1日1宝塚です

タカニュの突撃レポート見た~

 

もあちゃん「実のところ、フェリクスさんは誰を一番愛しているんですか?」

ゆりかさん「ね~、フフ、美しいものかな?」

まぁ様(ニコニコしながら自分を指差す)

 

宙組の現トップコンビはやはりまぁまかなのでは……? ラブ、感じる!

 

 

ネタバレなし感想にも追記したんだけど、イリナとオリガは一緒にいる場面自体少ないんだけど仲良しです! ここやっぱり重要。二人のあのシーンがあったから後味悪くならない。女の子同士が争うところは見たくない……というか三角関係の女の子同士は仲良くあってほしい。宝塚でも男のために女同士争わんでほしい。

イリナとオリガ、仲良しどころか彼女ら二人を主人公にして番外小説が一本書けるのでは? ってぐらいかわいかった! 舞台では描かれなかった幸せな日々あるんでしょ? 出してそれ出して~お願い~って感じです。私はもうオリガがかわいくてしょうがないからオリガの幸せな日々が見たいんだよ……

ネタバレありの感想も書いてるんだけどキリがなくて全然まとまらねえ。

 

せっかくグランドホテルのBlu-rayを買ったのに、集中して見たいばっかりになかなか再生できないよ~早く見たい。でもこの、Blu-ray買ってから最初に再生するまでのそわそわ感も、観劇とは違ってまた乙なものですね。そんなんいいから早く見たいけどね。

体型的にもどうせ帝王切開……という話を体格の近い経産婦の同僚としていたら、でも無痛分娩で死んだっていうニュースあったやんっておっさんの横槍が入ってきて大変うっとおしかった。

無痛分娩と帝王切開は別物だしどんな分娩様式でも死ぬときは死ぬし、そもそも自分で出産しなくてもいい立場の人が何言ったって地雷踏むから黙った方がいい。こちとら未知の陣痛どころか既に毎月毎月生理痛いなしながら生活しよるんじゃーい! 母親に「陣痛は生理痛の10倍……いや50倍かな……」とも言われてきて陣痛味わいたいわけないじゃん? 妊娠してるだけで大変なんだから出てくる時ぐらいスルルンポンと出てきてほしい……子育てしてみたい気持ちはあるけど妊娠出産について考えれば考えるほど私にとって自分で産む必要があるかすごく疑問……

 

全然話変わって、数ヶ月待ちを経て原付駐輪場の利用登録をしたんだけど、自転車との差額+原付の維持費諸々で自転車買えるじゃん! 自転車で良かったじゃん! ということに気付いてしまって落ち込んだ。でもまあ、原付もいずれ必要になるからちょっと乗っといた方がいいし、今後のためにいい自転車を買うか迷って当面の原付利用を選んだんだった気がするし、夏の暑さに負けて自転車をあきらめたのもあるし、まあいっか……と思って心を落ち着かせている。自転車だとちょっと厳しい距離の大きな本屋にも原付なら行けるし。ただ3ヶ月待ちは計算外だったよね! 暑い盛りは過ぎたしこっから3ヶ月経ったら冬になるっつーの。冬の原付かなり無理だからな、今度は防寒具そろえるお金で自転車が買える問題に直面する未来が見える。

大きい本屋へのアクセスが良くなったらプラマイのマイになりそうだから気を付けよう。仕事終わりからレッスン始まるまで、原付で徘徊し続けるのが一番安上がり!

神々ネタバレなし感想

ネタバレなしです。

 

本当に素晴らしく繊細で悲しくも美しい素晴らしい舞台でした。

みりおんがいない宙組を心から楽しめるかちょっと心配だったんだけど、これは今の宙組でしかできない! っていう作品だったから、大丈夫だった。見る前にも書いたけど、組子それぞれの魅力が余すところなく発揮されていた! キャスティングほんと天才的だったよ!

うえくみ先生は天才だし、宙組生の魅力が全開で満開だった!

 

ここはロシアですよ~みたいな説明的なセリフはほとんどないんだけど、大劇場があっという間にロシアになった。真夏なのに。

他のヨーロッパ諸国とはまた違う、ロシアの重たい雰囲気は、宙組サイズとコーラスの素晴らしさあってこそだなあ。何よりみんな全力で生きていて、一人一人の心情が苦しいほど伝わってきた。

 

まぁ様めちゃめちゃ素敵だったんだけど、見てる間に退団公演っていうことどころかまぁ様を見にきたっていうことを忘れて没頭するくらい、まぁ様はドミトリーでした。うららちゃんはイリナだったしまどかちゃんはオリガだったしゆりかさんはフェリクスだった。

 

見てる間は迫真すぎて考える余裕なかったけど、愛ちゃんとずんちゃんもうちゃん付けで呼べない、愛ちゃんさんずんちゃんさんみたいなことになってて素顔があんなに柔らかい二人が大変なことになっているよ!

序盤はまだ私も余裕があったので、かっこいい宙男見たいんだろほれほれみたいなサービスシーンにへへーッありがとうございます……となったりはしていた。娘役ちゃんもめっちゃかわいかったからもっと前に出てきてほしかった~

 

歴史ものだから悲劇になることは分かってるし、星逢みたいな切なさをなんとなく想像してたけど、全然違った。大河ロマンです。

思い返すほどタイトルの重みが心に響く。私実は最後の方までタイトルにピンと来てなかったけど、最後まで見たら、「神々の土地」というタイトルに込められた一つのテーマの上に流れる物語だったんだって思った。

 

ちょっと難しいところあるかも、とも思ってたけど、多少耳慣れない単語はあっても物語は分かりやすかった。

皇帝一家ラスプーチンウィキペディアくらい読んでおくとより面白いのかも。辛いけど。

 

こうやって書き出すと止まらないけど、見てる間はそんなに考える余裕なかったし、終幕時は嗚咽付きで号泣してて、一緒に見た友人に声をかけられるまで呆然としてた。友達と行ったから良かったけど、一人だったら30分間呆然と座ったまま、クラシカルビジューが始まるまで意識戻らなかったと思う。

観劇翌日もふと神々のこと考えると、ぼーっとしてしまって私の魂もロシアに還ってしまいそう(ロシアに行ったことはない)

 

クラシカルビジューは一転して宙組の明るさ全開の楽しいショーだったよ!

デュエダンもリフトもありましたよ! これは嘘偽りない情報です。

 

 ※2017年9月2日追記

イリナとオリガは一緒にいる場面少ないけど仲良しです! 安心して!